AKG ARA レビュー 1万円のUSBマイクで音質も求めたい!

AKG ARA レビュー 1万円のUSBマイクで音質も求めたい!

AKGはUSBコンデンサーマイクのARAを2020年に発売したLyra-Y3に続けて発売。

ARAは1万円前後で高音質な録音と、PCだけでなくAndroidやiPhoneなどのスマホにも対応した満足度の高いUSBマイクになっています。

今回は、AKG ARAのデメリットとメリットをまとめながら、どんな方に使えるのかレビューします。

総合レビュー

価格:10,780円
発売:2021年10月~
満足度★★★★☆ 4
音質★★★★★ 5
ノイズ★★★☆☆ 3
外観★★★★☆ 4
端末Windows、Mac、Android、iOS

外観レビュー

AKG ARAの外観と付属品をレビューします。

付属品はARA本体、USBケーブル2m( Type C to A)、マイクホルダー用アダプタ、スタンド。

他には音楽制作ソフト「Ableton Live 11 Lite」のプロダクションコードが添付されています。

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本体は大部分が金属製で、スイッチなどの一部にプラスチックが使われています。

全ての素材がマットな質感に統一され、プラスチック部分も目立たず安っぽさを感じません。

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背面にもAKGのロゴが配置され、シンプルながら締まったデザインに。

下部にはイヤホンジャックとUSB Type Cの挿し口が配置されています。

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本体を彫り込んで挿し口が配置されているので、ケーブルがスタンドに干渉せず、さらには正面からケーブル先端が見えない様に作られています。

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上部にはAKGのロゴ。

フラットなデザインにすることで衝撃への耐久性も高まっています。

全体的に長方形な形をしていて、円形状のマイクよりメリハリがあって個人的には好きなデザインです。

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マイク本体の中にも白いスポンジのような素材が巻かれており、内部を唾液や吐息から守っています。

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正面には指向性の切替スイッチとボリュームスイッチが配置。

ボリュームスイッチを押し込むことでミュート状態になり、ミュートランプで状態を確認可能です。

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スタンドとは手回しのネジで接続されています。

マイクの角度を変えるとネジが緩むので、その都度ネジを回す必要があります。

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スタンド下部は全て柔らかい素材で覆われているので、滑りづらくなっています。

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また、付属のアダプタ(変換インチ数:3/8 to 5/8)を使用すれば市販のマイクアームなどにも接続可能です。

性能レビュー

次にAKG ARAの主なスペックを見ていきます。(参照:AKG公式

項目 

収音できる周波数。20Hz~20kHzが人の聴ける範囲
20Hz~20kHz

マイクが収音できる音圧の最大値。人の耳の限界は140dB
120dB

マイクが収音を得意とする範囲
単一指向性
双指向性

収音をリアルタイムで聴ける機能

最大SPLは120dBと比較的低めに設定され、ドラムやエレキギターなどの音圧が大きなものよりは配信やテレワークなどで声を録音する事に向いています。

特徴的な機能に指向性切り替え機能があり、正面のみを収音する単一指向性のほかに前後収音可能な双指向性を使うことが可能。

向かい合った2人の声を録音する場合には双指向性を使用すると両者の声が綺麗に録音できます。

また、遅延なく音声を確認可能なダイレクトモニタリング機能を備え、PCだけでなくスマホでもモニタリングが可能です。

Androidでは確認できましたが、iPhoneやiPadなどのiOS端末は未所持のために確認できていません。

音質レビュー

AKG ARAの音質をレビューします。

音量を一定のレベルに設定し、マイクから15cm離れて録音しています。

また、録音ソフトでの音量ブーストなどの加工はしていません。

音質

ARAは同価格帯のUSBマイクの中でも音の特徴が明確。

柔らかな低音を残しながらも、声の輪郭は分かりやすく聴こえます。

こういう音は個人的に好みで、長時間聴いていても耳に心地よく感じます。

音量

USBマイクで気を付けるべきことに音量の小ささがあります。

ARAの場合は、PCでは十分な音量を確保してます。

※音割れしています。

ただ、スマホ接続の場合は音量が固定されています。

必要な音量は確保されていますが、マイクから離れて録音する場合は物足りないです。

ノイズ

ARAのノイズを確認します。

まずは無音時に「サー」というホワイトノイズを確認。

ボリュームを上げれば聞こえますが、声を録音する場合などは気にする大きさではありません。

次に物理的に発生するノイズの確認。

具体的には本体→スタンド→下のテーブルを叩いて確認しています。

本体に近付くほど低音の耳障りな雑音になるので、使用時は周りの環境に気を付けましょう。

ただ、指向性を双指向性に変えた場合は低音の聞こえ方が変わります。

単一指向性のときより低音が聞こえないのでノイズが小さく聞こえます。

これは周波数特性が単一指向性とは異なり、低音を拾いにくいためだと思います。

最後の吐息が直接かかった時のポップノイズです。

マイク内にスポンジ材があるからと言ってノイズが小さくなるわけではありません。

一応、双方向性でのポップノイズも確認。

こちらも単一指向性よりノイズが小さい印象です。

AKG ARAの良いところ

スマホでもモニタリング可能

ARAはスマホに接続してもモニタリングが可能です。

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ここで言うモニタリングはマイク本体にあるイヤホンジャックにヘッドホンなどを接続し、遅延なく収音を確認できること。

メーカーがスマホに対応していると記載していても、モニタリングがPC接続時しか出来ない事が多くあります。

その点、ARAは問題ありませんでした。

公式HPや仕様に記載がありませんが、モニタリング機能の有無はマイクの使用感に直結します。

低ノイズ

ARAは同価格帯のUSBマイクと比べて低ノイズ

マイク本体に物理的な衝撃がある場合は敏感に反応するものの、常に音源に入るようなノイズは少ないマイクになります。

また、双指向性を選択しているときはマイク本体に衝撃を与えてもノイズがあまり走らないようになります。

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AKG ARAの悪いところ

スマホに繋げたモニタリング音量が小さい

ARAのメリットでモニタリングを挙げましたが、良くない所もあります。

スマホ接続時のモニタリング音量が大きくありません。

ARAに限ったことではありませんが、スマホに接続すると音量を最大にしてもモニタリングが小さく聴こえてしまいます。

ARAの場合は全く使えないレベルではありませんが、録音するときは周りがある程度静かな環境で録音することをオススメします。

角度を変える度にスタンドが緩む

細かいところではありますが、マイクの角度を変える度にスタンドの取付ネジが緩みます。

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ネジを締めた状態で動かさなければいいのですが、とっさに角度を変えると再度ネジを締める必要があります。

ただ、ほとんどの人は気にならないと思うので、無理矢理考え出したクレームのようなものだと思ってください。

まとめ:予算1万円でイイ音を求めるならコレ!

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1万円以下でも多くのUSBマイクが発売されるなか、満足のいくマイクに出会うのは買ってみないと分からない所があります。

AKG ARAは音質やモニタリング、スマホ対応などの最低限の機能を満足いく形でバランスよく搭載しています。

また、音に特徴があって「AKGのマイクをまた買ってみたいな」と思わせてくれる1台になっています。

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